· 

総会シーズンを終えて

 3月末頃より、各団体の総会にお招きをいただき参加させていただきました。本部の総会としては5月8日に開催された、日本港湾空港建設協会連合会が皮切りで、その翌日には、津田会長より、「第27回参議院議員通常選挙比例代表候補者として最適者として認め推薦する」という推薦状をいただきました。

 

 その後、大変たくさんの交通運輸・観光関係団体の総会にお招きをいただき、たくさんの現職国会議員の皆様や来賓のいるなかで挨拶をさせていただきました。それぞれの場において、私の各職域団体への思いを述べさせていただくとともに、その後の懇談会の場で、参加している各団体の皆様の日頃の悩みや、現今の業界の課題などを大変多くお聞かせいただき、私の今後の政治活動の糧とさせていただきました。皆様本当にありがとうございました。

 

 本稿では、これら総会の一例として、6月25日に開催された全国ハイヤー・タクシー連合会総会の模様をレポートします。

 

 当日は400名あまりの会員の参加の下、しげもとにもご挨拶の機会をいただきました。私からは現在ハイヤー・タクシー業界が抱えている課題に対して、以下のように私の考えを述べさせていただきました。

  • ハイヤー・タクシー業界は地域の足の最後の砦として国民生活、経済活動、災害時の緊急輸送を支えていること。
  • 近年において、運賃改定や地理試験廃止、二種免許取得効率化等によるタクシー乗務員増加勤務シフトの見直しや日本型ライドシェアや公共ライドシェア、乗合タクシー等、関係省庁と業界の努力による供給力増加策の展開しており、この効果をしっかりと見極めていくべき。
  • 一部のIT推進派が声高に求めるライドシェア新法によりIT事業者型ライドシェアのフル解禁を許せば、大切な地域の足が崩壊し、ひいては地域社会の荒廃が強く憂慮されること。
  • ・安全・安心で快適な、世界冠たる日本のタクシーを守り、GX、DXに対応して日本のタクシーがますます進化していくために国政の場で支援していきたい。

 わたくしのこの発言に対し、賛同の声もたくさんいただきましたし、また、もっともっと取り組んで欲しいとの声もたくさんいただきました。

 

このような皆様の声を大切にし、さらに交通運輸業界のために研鑽を積まなくては、と強く感じ他次第です。


全国ハイヤー・タクシー連合会総会

しげもとまもる 挨拶

川鍋一朗会長 挨拶